★★★☆☆
なぜにこの作品が大ヒットしているのか、なにが観客を惹きつけたのか。
時代劇礼賛。
時代劇を愛する人々の思いのつまった作品。
そうだった、自分も最近「水戸黄門」にお世話になっていた…。
(時代劇でもちょっと種類が違うけど)
印籠お披露目までの殺陣はまさに見どころのひとつ。
先の副将軍を護衛、助さん格さんは最強!
時代劇をとおし、過去(侍の時代)を生きた人びとのことを伝えたい、
という侍のセリフに涙が出た。
安田監督は「本当に驚いています」と並みいる大手配給作品を差し置いての栄冠に目を丸くすると「最後まで物事を諦めずにやることを教えてくれた父と、『頑張っていれば、誰かがどこかで見ていてくれるといつも仰っていた福本清三さんに見せてあげたいです。本当にありがとうございます』と涙。
「頑張っていれば、誰かがどこかで見ていてくれる」