「わたしが正義について語るなら」
やなせたかし/ ポプラ新書
古本屋で目に入った一冊。
その日、やなせたかし作のある絵本を懐かしく思い出していたところ…。
"ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです。"(引用)
戦争で知った最大のつらさは餓えだったそう。だから、アンパンマンが生まれたらしい。自分を食べさせて餓えている人を救う正義の味方。
正義でいばっているやつは嘘くさい、正義のための戦いなんてない(反戦)。
やさしい絵を描く作者の力強い正義について。
でもやっぱり小さい頃からアンパンマンは苦手…😅
※アンパンマンの初登場、大悪評だったそうです。